
ふふふ。私、いいもの見つけちゃったんです。
いいもの?
それはね・・・ほら!
っ!・・・・・・。
これ、貴方が士官学校を首席で出た時の記念の写真でしょう?優秀だったのだから無いわけがないと思って、随分探しました。
・・・余計なことを。
そんなことありませんよ。だってね、ほら。まだこの頃はちょっと幼い感じが残っていて、・・・ふふ。
なんだ。
・・・可愛いな、って。
ふん。
持っているのは、貴方の部屋に飾ってある恩賜の軍刀・・・ではないようですね。
軍刀は大学校の卒業時に賜った。幼年学校と陸士では銀時計だったな・・・。
・・・伊織?
・・・・・・。
ねぇ、伊織。実はもう一枚、いいのを見つけたんです。
もういい。
あ、待って。行かないでくださいよ。
そんなに私の顔が見たいなら、目の前にあるだろう。
いぉ――っん・・・
ふ・・・
千家伊織氏の生誕を今年も心から祝して。たくさんの幸せが訪れますように。 H28.11.28