緑の城で  アトガキ


 ご読了ありがとうございます。
 今回いただいたリクは、"京一郎か千家のどっちかが子供になっちゃう千京"でした。
 千家さんを子供にしたはいいけど、ついでに女装させてしまったのはリクSSとして許されるのかどうか・・・汗  基本、からかいネタとして使用したつもりですが、ご希望に沿っていなかったらお許しくださいませ(;´Д`A
 また、販売してるドラマCDならまだしも、特典CDをネタに使うのは、本当はあまりよろしくないと思うのですが(聴けない人もいると思うので)、スミマセン。好きなので利用してしまいました。汗。

 京一郎が伊織と一緒にいてもどかしく思うのは、彼のことについての情報量の乏しさだと思うんです。ゲーム本編でも、不公平だ、と言ってましたけど。
 例えば、館林なら爺やや時任、馨に、時雨なら臣や乙若に聞けるし、ミサキにだって聞けないことはない。でも千家の場合は基本互いにツンツンし合ってる部分があるから、なかなか素直になれない。聞いてもあんまり教えてくれない。他に聞ける人は、もういない。
 なので、このお話では、退化(?)した伊織の姿や、たまに見せるらしくない仕草に、伊織の違った一面を映して、京一郎をほっこりさせてみたいと思いました。まぁ二次創作なので捏造ですが。

 あとね、伊織さんは何かしらマイナス思考ぶった発言をして、京一郎をあたふたさせるの、やめられないと思うんですよね。管理人としては、そこが、京一郎の前だけで滲ませる弱さなのだと思っているのですが。
 多分日ごろから、愛してるとか好きだよとか、なかなか言えないから、ちょっとそういうの、欲しくなっちゃってるのかなー、伊織んめ、可愛い奴!とか勝手に思っている管理人です。

 それから、伊織は芸術方面への造詣が深いようなので、そこも使ってみたくてピアノを弾かせてみました。ここで「終の棲み家」のBGMどおりジムノペディというのも芸がないかと思って、長年弾いてなくても、ゴールドベルク変奏曲のアリアくらいは覚えてるかな、という。京一郎は第一変奏の前に寝ちゃったのだろうな、という(笑)
 伊織はフランスもの好きそうだから、サティというのもわかるけど、千家伊織のテーマ(笑)的にもやはりバロックで。ていうか管理人がバッハ好きなだけです、はい。
※ジムノペディ:エリック・サティ作曲。CMなんかでよく使われてる曲です。最近の映画なら、『心が叫びたがってるんだ』でもBGMで流れてた気がします。
 ゴールドベルク変奏曲(通称):J.S.バッハ作曲。CMなどでは第三十変奏をよく聞く気がする。アリア&第一変奏などが使われてる映画で管理人がすぐに思い出すのは、アニメ版『時をかける少女』です。

 結果としてラストが「終の棲み家」とほとんど同じという、おいおい状態ですが、管理人としては「いつか」という言葉に不成立フラグを感じ取ったので、"いつかじゃなくて"と再度言い切らせてしまいました。原作にケンカ売ってますね。スミマセン。
 まぁ、厳密にいえば"必ず"は"いつか"を否定するものでもなく、「終の棲み家」でも京一郎は「いつか必ず」とか言ってるので、そこら辺が管理人のビビり具合ということで。。。ごにょごにょ
 だって二人には幸せになってほしいんですよぅ・・・。

 謝辞
 リクくださったせんば様、改めてありがとうございます!かなり楽しく書かせていただきました。
 また、いつも遊びに来てくださっている皆様、今回初めて来てくださった皆様、ありがとうございます!見てくださっている方がいるだけで、勇気100倍です。
 拍手ポチってくださる皆様、ありがとうございます!嬉しさでアドレナリン出まくります。やる気の素です!

 またほかの作も、読んでやっていただければ幸いです。ありがとうございました!m(_ _)m

H27.10 あぴ清十郎拝 
  

KIRI NOVEL